BizRobo! 必要な情報だけを抜き出す方法

RPA

すー
すー

まいど!福地です。

今回は

「必要な情報だけを抜き出す方法」

です!

以前「抽出した値が空かどうかを判断して、空の場合はそれに掛かる文章を出力しないようにする方法を教えてください。」 と依頼を受けまして、その時に考えた方法になります!

確かに、変数でガチガチに抽出したりしていると必要のない情報まで拾ってきちゃうので困りますよね💦

ということで、わかりやすく 「必要な商品の情報だけ抜き出したい」 に置き換えて解説していきたいと思います!

下図のようなファイルから、購入数がある商品の情報だけを拾ってきたいと思います!

「0」もしくは「(空白)」の情報は拾わないようにします

やってること自体はシンプルですので、似たようなことを考えていた方はぜひ参考にしていただければと思います(^^)/

変数を準備しよう!

 始める前に、下記のタイプと変数を準備します↓

タイプ↓

・抽出項目(商品名、品番、単価、購入数を追加しておく):行データを格納するための変数

変数↓

・文言( Long Text ):作成した文言を格納するための変数

・文言_まとめ用(Long Text):上記の変数を格納するための変数

ステップを作っていこう!

エクセルファイルを開き、行ループで各項目を抽出した状態から始めますね(^^)/

①「購入数」抽出ステップをループステップの次に持ってきます

「購入数」が有るか無いかを調べるため、先に抽出するようにします。

 

②「購入数」抽出ステップの後ろに「値判定」ステップを入れます

「 エクスプレッション 」にて、「購入数が0もしくは空白である」と記述します

※条件の記述ですが、追加で条件を付け加えるときは以下のことに注意してください↓

×(ついやりがちです)→「 変数 == 0 || “” 」

これは「||」の後ろの「””」が条件式ではないためエラーになります。

○→ 「 変数 == 0 || 変数 == “” 」

これで 「変数が0もしくは空白である」という記述になります。

 

「If」の箇所ですが、今回は条件が満たされていれば次の行に移りたいので、「Do」にてエラー処理の設定に入ります。

 

「エラー」の時は「次のイテレーション」で直前のループ処理に戻るようにします。

 

③抽出ステップの後ろに「変数の割当」ステップを追加します

式エディターにて変数を組み合わせた文言を作成します。
変数「文言」に、「エクスプレッション」で作成した値(式エディターの赤枠)を入れます。

 

④変数「文言_まとめ用」に変数「文言」を入れ込む設定をします

「変数の割当」ステップを追加し、「エクスプレッション」にて式エディターの赤枠の記述をし、出力値に値が入っているか確認します。

 

最後までループを回すと「購入数」が「0」もしくは空白になっている行以外の行のデータが入ります↓

 

あとは完成した変数「文言_まとめ用」をメールの分に入れるなり、また別の文章に組み込むなりして自由に使っちゃってください(‘ω’)ノ

最後に

いかがでしたか?

実は以前CSVのデータを抽出するときも同じようなことをしてるんですね!今回はExcelバージョンといったところです↓

これで今まで必要ないデータも拾ってきていたのが、必要なデータだけ拾うようになったので、より可読性を上げれますね(^O^)/

こういう小さなテクニックって、後々開発で非常に役に立つので、全て覚えなくてもいいので、「そういやこんなんあったなあ」くらいでもいいので頭の片隅に入れてみてはどうでしょうか!?

「こんな方法もあるよ!」や「私はこういう時にタイプを使ってます!」等ありましたら、ドンドンコメントくださいね!

ではでは、初めてBizRobo!を触る方が楽しくロボットを作れるよう、そしてBizRobo!を好きになってくれるようなサイトにしていきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします(*ノωノ)

目指せ!

今日からBizRober!

(∩´∀`)∩

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